葉は、互生、枝端に集まる。革質で、倒皮針形。葉先は鋭頭で、全縁又は上半に粗鋸歯がある。葉下面は淡緑色で褐色毛を密生する。
葉柄は、1.5−3.5cm、基部は膨らみ、褐色毛を密生する。
5−6月に、新枝端に大型の円錐花序を頂生する。
石果は、11月黒紫色に熟す。
暖帯から亜熱帯に分布し、常緑照葉樹林に普通に見られるが、数量はあまり多くない。
材は、傘の柄、担ぎ棒、砂糖だる、ほだ木に使われる。
分布 本州(静岡以西)、四国、九州、琉球、台湾、中国、ヒマラヤ。
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