4 高俣山林の森林経営
平成24年度高俣山林の森林資源の概要を次表に示す。
樹種
項目 |
スギ |
ヒノキ |
アカマツ |
広葉樹 |
その他 |
計 |
面積 (ha) |
42.77 |
38.73 |
3.45 |
7.22 |
0.65 |
92.82 |
立木材積(㎥) |
31,069 |
16,030 |
989 |
912 |
― |
49,000 |
面積はスギ林が42.77haで全体の46%、ヒノキ林が38.73haで42%を占め、広葉樹林やアカマツ林よりも多い。立木材積はスギ林が31,069㎥で63%を占め、ヒノキ林が16,030㎥(32.9%)である。一方、アカマツ林(989㎥)、広葉樹林(912㎥)の立木材積は約2,000㎥で、合計49,000㎥である。
高俣山林の森林経営については、山口県萩農林事務所森林部のご指導の下に経営計画を作成し、森林施業を実施してきた。すなわち、水源かん養保安林および土砂流出防備保安林としての機能を十分に発揮して今日に至っている。今後も保安林の機能を発揮しながら、これら森林を同時に用材としての市場価値のある林分の育成に鋭意努力している。