3 平成9年度以降の理事会における主な決定事項
平成9年度理事会
第1回(平成9年2月7日 千代田区中小企業センター)
1. 山口県阿武萩森林組合への出資について
2. 融資に関する件
設備資金として農林漁業金融公庫より金147百万円の融資(借換
え)を受ける。
第2回(平成9年4月1日 財団事務所)
1. 財団寄附行為の一部変更について
第2条「この法人は、事務所を東京都千代田区におく」を「この
法人は、事務所を東京都渋谷区におく」と変更する。
第3回(平成9年6月9日 財団事務所)
1. 事務所の移転について
千代田区神田錦町2-5鈴木第2ビル5Fより渋谷区千駄ヶ谷4-3-1
サロン・ド・シャポービル606号に移転することを平成9年6月
3日農林水産大臣名をもって許可されたので、平成9年6月11日
に移転することになった。
平成10年度理事会
第1回(平成10年2月4日 財団事務所)
1. 造林地の火災保険加入について
造林地の火災保険加入は、幼齢林が少なく、危険度も低下したの
で、平成9年度より停止する。
平成11年度理事会
第1回(平成11年2月12日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 債券の取扱いについて
本年末に償還される日本信用債券2億円のうち、5,000万円分を
5,050万円で売却し、その代金でコロンビア共和国円貨債券を
46,675千円(額面5,000万円)で購入したい旨を報告し、審議し
た結果これを了承した。
第2回(平成11年9月6日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 財団寄附行為の変更について
2. その他
韓国首都圏空港公団債を購入(1億円)する。
第3回(平成11年12月8日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 新評議員の選出について
川名明理事が健康上の理由で辞任、東京農工大名誉教授相場芳
憲氏を財団の評議員に任命する。
第4回(平成11年12月14日 学士会館)
1. 理事長、常務理事の選任について
平井廸郎理事長、吉田雅文常務理事を選任する。
平成13年度理事会
第1回(平成13年2月8日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 平成13年度の伐捨間伐計画について
2. 施業転換資金の書換えについて
3. 役員・評議員の改選について
4. 熊野古道の史跡指定について(平成12年11月2日)
第2回(平成13年11月28日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 農林漁業金融公庫の融資金の書換えについて
農林漁業金融公庫融資金のうち3.5%金利の約2,500万円を1.6%
の低金利に書換える。
2. 評議員の改選について
藍原義邦、杉浦忠雄、丹下勲、信澤清の評議員は病気等の理由で
辞任、後任として、桂川謙治、塚本驪v、生原喜久雄、松田忠好
の4氏 を評議員候補とする。
平成14年度理事会
第1回(平成14年2月6日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. アルゼンチン国債について
アルゼンチン政府のデフォルト宣言を受けたため、同国政府発行
の債券(800万円)と基本金の定期預金600万円および普通預金
200万円を入れ替える。
第2回(平成14年11月21日 サロン・ド・シャポービル3階会議
室)
1. 山口県高俣山林の土砂流出防止保安林編入の件
2. 評議員の推薦(新規)と理事との重複解消について
3. 寄附行為の改正
評議員の途中辞任の際の残余期間の取り扱いと評議員定数の改訂
について
4. 費目の改称について
山林管理事業を森林整備事業と名称を変更する。
5. 保安林の編入について
山口山林の約半分が土砂流出防止保安林である。残りも保安林に
編入する。
本年3月末で財団山林3県(三重、和歌山、山口)全て水土保全
林に指定された。
6. 新評議員候補について
新評議員候補として平井明男氏、飯島倫明氏を推薦する。
7. 評議員定数について
評議員定数を10名以上14名以下とする。
平成15年度理事会
第1回(平成15年2月7日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 基本金と運用資産の入れ替えについて
2. 三重県美杉村所在山林(一部)の土砂流出防備保安林編入につい
て
3. アルゼンチン国債について
アルゼンチン債のデフォルト宣言を乗り越えるために基本金の一
部であるトーカイ社債5千万とアルゼンチン債5千万円と入れ替
える。
第2回(平成15年11月25日 財団事務所)
1. 基本金(ザ・トーカイ社債)と運用財産(アルゼンチン国債)の
入れ替えについて
2. 新評議員選任の件
山縣睦子氏を選任する。
第3回(平成15年12月12日 学士会館)
1. 寄附行為の改正について
@ 第2条において事務所の所在を明らかにするため、地番を記載す
ることとする。
A 第16条において理事の定数につき現行の「6人以上8人以内」を
「5人以上7人以内」に改正する。
B 第21条において役員の解任規範につき寄附行為例に準じ弁明の
機会を現行の評議員会のみに対し理事会を加えた。
C 第22条において常勤の役員の報酬について理事会及び評議員会
の決議を経て支払うことが出来るとした。
D 第23条において評議員の定数につき現行の「16人以上20人以内」
を10人以上14人以内」に改正する。
また、第3項「評議員には第16条第2項ただし書き」の次に「第
20条及び第21条」を加え、さらに「この場合において」の次に
「これらの規定中」を加える。
E 第32条第1項において新たに第5号として「五 議事録署名人
の選任に関する事項」を設ける。
F 新たに第36条「寄附行為その他の資料の備付け及び閲覧」の項を
設け、事務所に備え付けておくべき資料14種((1)寄附行為、(2)
役員名簿、(3)事業報告書、(4)収支計算書、(5)正味財産増減計算
書、(6)貸借対照表、(7)財産目録、(8)事業計画書、(9)収支予算書、
(10)役員の履歴書並びに評議員及び職員の名簿及び履歴書、(11)
許可、認可等及び登記に関する書類、(12)寄附行為に定める機関
の議事に関する書類、(13)収入及び支出に関する帳簿及び証拠書
類、(14)その他必要な資料)を列記し、9種(第1号から第9号)
の資料を原則として一般の閲覧に供しなければならない旨の事項
を新設する。
2. 任期満了に伴う評議員の選任について
相場芳憲、荒井治郎、飯島倫明、高木文雄、田中恒壽、田中宏尚、
塚本驪v、筒井迪夫、生原喜久雄、平井明男、福森友久、松田忠
好、宮地貫一、山縣睦子 以上14氏を継続選任する。
平成16年度理事会
第2回(平成16年12月6日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 短期融資金を予算書に注記することについて
平成17年度予算書の末尾に融資受理金限度額7,790,000円を注
記する。
第3回(平成16年12月16日 学士会館)
1. 当財団の公益事業部分が総支出額に対し、その占める割合が50%
未満である現状を打開するために、次期持越金の処理方法につい
て農林水産省案による基金運営規定を含め今後更に検討する必 要がある。
平成17年度理事会
第1回(平成17年1月27日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. アルゼンチン国債の新債券への交換について
アルゼンチン国債は、利払停止後同国債の管理会社である東京三
菱銀行が再三、再四にわたりアルゼンチン政府に対し質問と意見
を行って来たにも拘らず無回答のまま、今回一方的な不誠実な態
度に対し、同国の債券を維持することは財団にとって極めて不安、
不利益であるから、現在保有の債券を売却し、安全度の高い他の
国債に乗り換える(詳細な理由は議事録に示す)。
第3回(平成17年12月2日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 任期満了に伴う評議員の選任について
任期満了に伴う評議員田中恒壽は健康上の理由で辞任したい旨
の申し出があり承認された。その他の評議員は再任を承認された。
第4回(平成17年12月14日 学士会館)
1. 任期満了に伴う役員の選任について
評議員会で選任された役員は従来通り承認され、役員の互選によ
り、理事長平井廸郎、常務理事吉田雅文と決定。
平成19年度理事会
第2回(平成19年11月22日 サロン・ド・シャポービル3階会議室)
1. 評議員の選出について
改選に伴う新評議員
相場芳憲、飯島倫明、田中宏尚、塚本隆久、筒井迪夫、生原喜久雄、平井明男、福森友久、松田忠好、宮地貫一、山縣睦子のほかに、上原巌氏、後藤武夫氏を選任する。
第3回(平成19年12月12日 学士会館)
1. 役員の改選について
評議員会(平成19年12月12日)で選任された役員は理事会で
承認され、理事会で理事長に平井廸郎、常務理事に吉田雅文を選
任した。
平成21年度理事会
第2回(平成21年11月25日 学士会館)
1. 評議員の選出について
2. 寄附行為の改正について
評議員数を7名以上10名以下とする。
第3回(平成21年12月15日 学士会館)
1. 役員の改選
理事 平井廸郎、吉田雅文、岩本嘉四郎、岡和夫、杉浦孝蔵、
平井明男
理事長 平井廸郎
常務理事 吉田雅文
監事 玉川佐久良、船木久
平成23年度理事会
第1回(平成23年1月18日 学士会館)
1. 理事長、常務理事交代の件
平井理事長は健康上の理由で理事長を辞任したい旨の発言があ
り理事会は辞任を了承し、理事互選の結果、吉田常務理事が理事
長に、吉田常務理事の後任に杉浦理事が就任することを承認した。
第2回(平成23年10月20日 学士会館)
1. 基本財産の処分について
三重県津市に所在する美杉山林及び和歌山県新宮市に所在する大雲取山林の売却に当り、一般財団法人不動産研究所に対し、鑑定評価を依頼していたところ、鑑定書を受理したので、同鑑定書を基に売却に向けて取り組むことを了承された。融資金返済不足分は基本財産の一部である有価証券を処分して当てることになった。
なお、山林売却の広告は平成23年11月9日の官報に掲載す ることになった。
第3回(平成23年11月30日 財団事務所)
1. 基本財産の処分についての経過報告
@ 鹿野道彦農林水産大臣から基本財産の処分について申請のとお
り承認するとの通知を受理した。
A 11月9日付官報(号外第241号、58頁)に「山林売却のお知ら
せ」として掲載された。
B 11月18日17時(申し込み締切日)まで申込社及び個人の受け
付けは木原造林株式会社(11月16日)1件のみである。
C 11月21日、吉田理事長、杉浦常務理事が日本金融公庫に出頭し、
1億円ほかの残金46,993,000円を明日送金することを約束した。
D 11月22日、46,993,000円を日本政策金融公庫に送金した。
2. 評議員の選出について
福森友久評議員、宮地貫一評議員は辞任を申出、塚本驪v評議員
は平井廸郎理事の後任理事となるから、以下の3氏を評議員とし
て補充したい旨を諮ったところ承認された。
土屋道男氏(経営支援NPOクラブ理事)
栗原慶子氏(埼玉県森林協会会長)
吉川比出夫氏(大日本山林会参事)
3. 新制度への移行について
新制度には公益財団法人と一般財団法人と選択があるが、本財団
としては一般財団法人に移行したいとの提案があり、審議の結果、
一般財団法人への移行に決まった。
第4回(平成23年12月15日 学士会館)
1. 役員改選について
平成23年12月15日の評議員会で選出された理事の中から理事
長及び常務理事の選出結果、現状通り吉田雅文理事長、杉浦孝蔵
常務理事が選出された。
2. 基本財産である不動産の売買契約及び利益相反取引について
平成24年度理事会
第1回(平成24年2月2日 財団事務所)
1. 基本財産及び運用財産の処分について
三重及び和歌山山林を処分し(1億円)、その代金で、1月11日日本政策金融公庫に返済した。
第2回(平成24年5月9日 財団事務所)
1. 内閣府公益認定委員会事務局との話し合いについて
当財団は一般財団に移行することになった。なお諸手続は、税理
士神田信康氏に依頼する。
第3回(持ち回り 平成24年5月15−23日)
1. 財団法人木原営林大和事業財団における最初の評議員の選任方法について
第4回(平成24年6月19日 財団事務所)
1. 最初の評議員の選任方法について
2. 最初の評議員選出委員会の運営についての規則
3. 最初の評議員選定委員会委員の選任について
4. 評議員候補者の推薦について
5. 新法人(一般財団)移行に伴う定款の変更について
第5回(平成25年1月24日 学士会館)
1. 最初の評議員選定委員会による最初の評議員の決定に伴う定数の
一部変更について
平成25年度理事会
第2回(平成25年12月17日 財団事務所)
1. 役員の更新について
2. 一般財団法人移行に伴う定款の一部変更について
平成26年度理事会
第1回(平成26年3月13日 財団事務所)
1. 役員の人事原案提示について
2. 役員の報酬その他原案提示について
3. 評議員会の開催について
4. 一般財団法人の認可について
5. 事務局の件について
6. 新理事の推薦について
平井明男理事が健康上から辞任を申し出ているが、定員6名のと
ころ現在5名で、平井理事の辞任により4名となるので、相場芳
憲(前評議員)、後藤武夫(前評議員)を推薦し、了承された。
第2回(平成26年12月18日 持ち回り)
1. 高俣山林の間伐作業について
間伐作業は、平成25年7月28日大雨災害を被り道路が崩壊し、遅れる。
2. 森林組合の脱退について
和歌山県大雲取山林を売却したので、那智勝浦町森林組合会員を
平成26年10月30日に脱退した。
平成27年度理事会
第2回(平成27年2月9日 持ち回り)
1. 代表理事と常務理事の改選について
下記のとおり決定
代表理事 吉田雅文
常務理事 杉浦孝蔵
第3回(平成27年12月21日 持ち回り)
1. 高俣山林の施業について
@間伐木搬出のため1,620mの作業道を新設及び補修
A間伐作業(搬出381.108㎥、切り捨て9.47㎥)を実施。
2. 土地賃貸借契約について
高俣山林内における中国電力株式会社の鉄塔敷地用地として、土
地の賃貸借契約(20年間)を平成27年9月1日に締結した。
3.民有林の視察
平成27年7月15、16日吉田理事長、杉浦常務理事が新潟県魚沼
市の民有林を視察した。
4. 緑の少年団顕彰
平成27年10月16日千葉県白子町役場で杉浦常務理事が出席し
実施した。